三日前アップルからメールが来たので見てみたら、わたしが日常使用しているimacのハードディスクになんらかの不具合が有り、交換しなれればならないとあった。わたしのimacは27inch 2.8mhz intel i5という2年前に買ったもの。ウェブ製作、ダイレクトメールの印刷、顧客管理、ウェブ閲覧などハードに使っている。私の店は妻と私で切り盛りしているので典型的なSOHOつまりスモールオフィスホームオフィスなのでマックのおかげでとても助かっている。突然ハードディスクがクラッシュしても困るので栄アップルストアに土曜日の夕方持って行った。交換するのに次の日の夕方になるという。そんなことで日曜日一日は机の上にimacが無くがらーんとしていて机の正面の壁には袋町福生院様と昨日大須観音でいただいたお札が見えるだけとなった。ずっとパソコンがあるくらしなので無いと不思議な空虚感がある。最近は旅に行くのにもパソコンを持って行くのだが本当はときどきはオフラインにするほうがじつは精神衛生上いいかもしれない。

夕方完成するという時間に再び栄アップルストアに出向く。ハードディスクを交換したのでまたデータを入れ直さなければならず難儀だなと思っていたら、スタッフの方が前のハードディスクから全データを入れ替えてくれた。サービスでやってくれたのだ。わたしは20年近く前、菅啓次郎がLC575を買ったのがうらやましくて買ったパフォーマ575がマック始まり。OSは漢字Talk7といわれたものでそれからずっと使っている。 途中PCにシェアの大半を奪われマックを使っていた僕は変人扱い。互換機などがでたころはたぶんアップルがつぶれるなあとも思ってもいたが故ジョブズ氏ネクスト社から舞い戻って八面六臂の活躍をしてくれたおかげでアップルはいまや世界一の企業になった。アップルストアの繁盛ぶりをみると嬉しい限りだが以前のクラッシュを繰り返しながらだましだまし使っていた頃がなんか懐かしくもある。
メーカーのなかには「善」を感じない会社もある。そんな会社と違いアップルはユーザにとって優しい「善人の会社」だといつも思うのだ。コンピュータに乗り遅れた者たちのためのコンピュータというものを標榜したのがマックの始まり。いまのマックやiPhoneも根底でユーザーフレンドリーが貫かれているのが世界一になった理由のひとつだろう。今回の栄アップルストアさんの対応もまたそんなことを感じた。
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imacがあるとこんな私のデスクも
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無いとこんな感じ。