今朝は朝から雨。だから月初めの墓参にも行く事はできない。ご先祖様ぼくらがくるのを待っているだろうなあとおもうとちょっと気が思い。明日はすこしは雨もやむだろうから行く事にしようと母と話した。
きのうは昨年までPTA会長をしていた丸の内中学の開学50周年式典と記念懇親会が開かれた。伏見の電気文化会館で式典と記念演奏会があってのぞいてきた。まるでシルクのようなスムーズさで式典が進む。緻密に周到に準備をしているのが分ってそれを仕切っている旧知のM先生のご苦労がわかった。一年から三年までの生徒達の合唱を聞きそのハーモニーの美しさにしばし感動。が丸の内中学はわたしが名城小学校一年のときに開校してその時の記念で樹脂でできた水色のコップをいただいたのを覚えている。わたしはこの学校には残念ながら進まなかったが、昨年PTAの会長をやらせていただき貴重な経験ができたことにほんとうに感謝している。 会長時代に垣間みた、真摯に先生と生徒が向き合い高め合う丸の内中学の教育は素晴らしいと思った。そしてこの学校のヒストリーに名前を刻む事が出来たことはわたしのひそかな誇りである。
1965年、ぼくが7才のとき前津中学から分かれて丸の内中学は開校した。
50周年記念に生徒達で一枚ずつ分けて彫った校歌の壁画。名古屋の高層ビルの間に立つ学校の景色も彫られている。
式典がすべて完了し安堵の表情のM教頭
懇親会が終わり、まだ飲み足らず、ひとりで住吉町の平八郎で赤ワインのグラスを傾ける。 ハロウィンはいつなのか全然知らなかったがきのうがその日だったようで金曜日のこの町のまわりはホラー映画さながらゾンビの仮装をした男女にあふれていた。僕らが若い頃はこういう文化は日本になかったがもし当時こういう風習があったらスギハラやマキノあたりとはしゃいでやっていただろう。楽しそうだなとおもいながら家路についた。
住吉町でみかけた人々。こういう扮装をしたお嬢様が名古屋、住吉のみならず日本中に出現したこの金曜の夜。