約40年前今の同じ場所でオーダーメイドの仕事をはじめたころは、店もとても殺風景でした。まるで選挙事務所みたいだと悪口を言われたこともあります。でも年月をかけてひとつ、ふたつと家具を買い足したり、内装をすこしずつ修繕したりして今にいたっています。ことしは正面のショーウインドウを見直しました。ことし1月、パリのリュー・ド・バックに並ぶ店のショーウインドウを軒並み撮影し、どんなデザインにするのか参考にしました。帰国後、尊敬する先輩、鈴木アディックス代表の鈴木康仁さんに画像をみてもらいながら相談に乗っていただいて、3月が始まる今日できあがりました。店主のわたしとしては思いどおりにできあがったとおもいますがお客様はいかがごらんいただけるでしょうか?ちょっとステキなお店にオーダーしにきたと思っていただけましたら幸いです。
シンプルをこころがけました。