小さい車が好きなのは街に住んでいるからだろう。今はルノー・トゥインゴに乗っているが、その前はFIAT500に乗っていた。ネオクラシックというかルパン三世も乗っていたフィアットチンクエチェントをモダナイズしたクルマ。さすがに往時と違い500ccではないが900cc2気筒ターボという世界でも珍しいエンジンはまるでバイクのように小気味よく走ってくれた。そのまた前に乗っていたスマートはボディはしっかりしていたが恐ろしく走らないクルマだったのでこの500の心地よいサウンドと走りっぷりは楽しく、よくドライブにでかけたものだ。2年前、愚息に譲ったが仕事の関係で必要なくなり、このたび売却することにした。愚息の帰省と共に、ひとまず当家に戻ってきた。かわいがったクルマで一度も故障もなく、僕も妻もそして愚息も安全に運んでくれた名車だった。今朝は感謝の気持ちを込めて水洗いしたあと入念に磨き込んだ。ゴミが溜まったとところは掃除機を掛けそしてブラシで磨き、仕上げた。次のオーナーも可愛がってくれたらいいな。タイトルはそのちょっとやんちゃな走りからエルトン・ジョンのグッバイイエローブリックロードの名曲を思い出して。
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ある晴れた 昼さがりいちばへ 続く道
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子牛を 乗せてゆく
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かわいい子牛 売られて行くよ
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悲しそうなひとみで 見ているよ
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ドナ ドナ ドナ ドナ子牛を 乗せて
ドナ ドナ ドナ ドナ(安井かずみ歌詞)