まだまだ、春の素材のご紹介はつづきます。

でも一休みして、昨日出かけたライブについて。

妻と母と近所のハセガワさんとうちから歩いて5分の名古屋ブルーノートでの「トワ・エ・モワ」セカンドステージにでかけました。
3年前初めて行って以来、変わらぬ白鳥英美子さんと芥川澄夫さんの美しい歌声に惹かれ、かならず行っています。ある音楽友達からは「トワ・エ・モワ」なんか聞くのかとかディスられたこともありましたが、気にしません。わたしは私の好きな音楽を聞くだけ。若い頃はディープ・パープル、クラプトン、クイーンなど激しい音楽が好きでしたが、CSN&Yから歌に目覚め、ギターはあくまで歌を支えるサウンド、基本は歌だと気づいて以来、ヴォーカル中心に愛好しています。ジョアン・ジルベルトもすばらしい歌とすばらしいギターの人、レヴォン・ヘルム、エルビス・コステロ、ヴァン・モリソンの味わいある歌声にこころ動かされます。
白鳥英美子さんはもちろん歌はすばらしく上手いのですがその前に美しい「歌声」の持ち主。彼女の声はキンキンした金管楽器ではなくやわらかい木管楽器だと相棒の芥川澄夫さんがおっしゃっていました。
ネットで調べずに頭の中にある彼らの歌を歌ってみましょう。間違っていても許してください。
今はもう秋
誰もいない海
しらん顔してひとが行き過ぎても
わたしは忘れない海に約束したから
ひとりでも1人でも死にはしないと。
今はもう秋
誰もいない海
たったひとつの
夢が破れても
私は忘れない。
海に約束したから
ひとりでもひとりでも死にはしないと。

この美しい歌にどれだけのひとがこころを救われたのでしょう。トワ・エ・モワ時代は札幌オリンピックのテーマソング「風と雪のバラード」を歌ったんです。当時は今で言うとエクザイルか嵐かくらい評価されていたトワ・エ・モワ、もう50年続いています。二人の美しい声を身体中に浴びて深く深く、感動しました。

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