今日から5月。ゴールデンウイークでくつろいでいる人も多いでしょう。月初めの朝は恒例の墓参。ご先祖様への感謝の気持だけでなく気温や風など季節の移ろいを感じることができる朝の大切なイヴェントです。イヴェントといっても墓地の朝など、犬の散歩の人以外だれもいやしません。三密を避けるなどもうまったく考慮すること無くご先祖様との時間を堪能できます。今日は曇り空ですが朝は空気が入れ替わっているのか十分いい気持ちでした。さあ5月も洋服屋がんばります。
4月のビッグイヴェントはなんと言っても4月12日の松山英樹選手のマスターズ優勝に尽きます。というか今年の最大のニュースでしょう。わたしはゴルファーですが、ゴルフは見るよりゴルフコースで自分でプレーする方が楽しいという主義で、テレビなどでゴルフトーナメントを見ることはあまりありません。でもマスターズだけは別格。もちろんそれが世界最高のゴルフトーナメントだからなのですが、私の「黒歴史」もちょっとあるのです。
まだITもウェブも夜明け前、20世紀末、日本でパソコンといえばPC9801。MSDOSを走らせて、一太郎ってのが定番でした。1990年頃、私も遅ればせながら名古屋大須で買ったのですが、ワープロと言ってもスター精機のリボン式のドットインパクトプリンタで印刷物を出すためには全く使い物にならなかったのです。パソコンがちゃんと使えるようになったのはディスプレイに映ったものがそのままプリンタなどに出力できるマッキントッシュに出会ってから。結局ただの置物になっていたPC9801でもっぱら遊んでいたのが「遥かなるオーガスタ」。オーガスタナショナルゴルフクラブからデータをもらって作ったゴルフアプリケーションで、オーガスタナショナルゴルフクラブが2D/3Dのポリゴンで体感できるゴルフゲームで手に汗握り遊んでいました。パソコン、スマホでハマったゲームは人生これ一つです。それゆえオーガスタナショナルゴルフクラブ18ホールのコースレイアウトはあたかもホームコースの如く頭の中に叩き込まれています。しかしその頃はクラブもボールも性能は今より悪く、トーナメントプロでもせいぜい280ヤード止まりでした。今、松山選手らの飛距離は320オーバー。オーガスタの攻め方も変わりました。
そんな松山英樹選手のマスターズ優勝を頭に刻むため今朝名古屋栄にある丸善にでかけ、マスターズ優勝記念ムックをNUMBERSを含め3種購入。ゆっくり反芻して愉しみます。