先日、柴山登光先生に今年当店で人気のあるエルメネジルド・ゼニアのジャージー素材を研究材料に提供させていただいたら詳細なレポートをいただきました。わたしのブログになんども書いてあるように、柴山先生は日本最高のモデリスタで有名セレクトショップのバイヤー達から縫製技術の最高峰と尊敬を集めています。新しい素材を前にした先生のレポートをFacebookから転載いたします。

ゼニアのジャージでジャケット、ベストを作る
オーダーサロンタナカより提供頂いた生地(コットン64%ウール36%)。ジャケットは格子柄でベストは無地側を使って仕立てる。ジャケットの芯地は東海サーモのAL300WBを台芯に胸の部分をくり抜いてオリジナルの胸増芯を合体して加工。サイバラのベンツ持出しは布を折り返し、脇のパイピングをつなげ延長して始末。と課題を持って作ったがシワにならず抜群の着心地。新たなトライは、どう作るか考えるだけでワクワクする。

facebookより画像をいただきました。
facebookより

さすが柴山先生自らの縫われたジャケットは完璧な美しさ。柴山先生もこの冬着られる素敵なジャケットとして気に入っていただいたようで幸いです。エルメネジルド・ゼニアのジャージーのこの色は完売ですがブラウンチェックは在庫がございます。オーダージャケット74800円(税込)。