革のひも靴はクラシックスタイルを支える基本。ロンドンに行った際、靴を買おうと思っていた。今回のお目当てはCHURCH`s 。2000年にプラダグループに買収されたが、いまだに英国靴の代表でロンドンには支店も多い。いちばんクラシックな内羽根式のストレートチップを候補に考えていた。わたしは典型的な日本人の足で幅広甲高。大きい旗艦店だとサイズが豊富にあると考えCHURCH`s ボンドストリート店に入ってみた。店の中ほどにお目当てのストレートチップは見つかった。「Consul」という名前らしくいい造りの靴だったが値段も385ポンドで決して高すぎることはない。店の女性店員に、自分の足が幅広甲高だとつたえるとさっそく寸法を測る事に。CHURCH`s 独自の計りに足を乗せ、だいたいの目星をつけ女性店員はさっそく地下の倉庫に行き前後のサイズを含めいくつかを持って来てくれた。試着してみると一番フィットしたのが7ハーフのGとなった。 以前、フランスで靴を買った際、楽ちんなサイズを選んだらしばらく履いていると沈み込んでゆるくなってしまった経験がある。だから今回はすこし小さめにしてみた。
お客さんでにぎわうCHURCH`s ボンドストリート店
足のメジャーで測る。
CHURCH`s Consul
妻が黒ばっかり揃えていいの?というのでなんだかブラウンも欲しくなって来た。でもここで大人買いしても贅沢だと思い、とりあえず店を出て頭を冷やす事にした。ブラウンのスエード靴をよごしてダメにしてしまったのでブラウンはスエード靴にすることにして探しにロンドンから帰る午前中ジャーミンストリートにあるクロケット&ジョーンズに入ってみた。 CHURCH`s で買ったのと同じタイプのブラウンスエード靴があったので試してみる事に。お値段も280ポンドとリーズナブル。内側に書いてある名前をみたらCONNAUGHTというそうで、どうだという押しの強い形ではなく普通っぽいデザインがぼくの好み。わたしは足の甲が高いので内羽根式だと開いてしまうが大きい店なのでサイズ、幅が豊富にありあまり開かないフィットした靴を選ぶ事が出来た。靴は長い友達、大事にしよう。
クロケット&ジョーンズ ジャーミンストリート店
CROCKETT & JONES CONNAUGHT
ちょっとコネタ。ピッティウォモの会場内で見つけて飛びついて買ったiphone5のケースがある。お値段1200円也。それは下の写真で音楽好きなら誰でも見たらすぐ分るデザインだと思ったけど、見せてみてパッと分った人があんまりいなかったのにはちょっとびっくりした。