昨日のクリスマスは雪が降るような寒い日かなとウールの厚手コートとマフラー、手袋をして外に出たら思いのほか暖かい日になったのがなんだかうれしい。地下鉄で二駅、名古屋駅高島屋地下一階にある小学校の同級生杉本政彦がやっている店ミッシェルブランまでクリスマスケーキを買いに行く。あまりドルチェの類にはこだわりはないが高校生の娘が喜ぶかなあという思いでケーキを選ぶ。チョコレートケーキもよさそうだったが初雪が積もったような白いケーキを選んだ。まだまだ午前中なのに大勢の人たちが買い物をしている。夕方になったら人でいっぱいになることだろう。そして近鉄で初詣の切符を予約して家に帰る。おしゃれな人達からはクリスマスカードがとどいていた。私の店も年賀状をやめてクリスマスカードをお客様にお送りした方がオシャレかなと考えたこともあったが、日本国の民である自分にとって一年のビッグイベントはやはりクリスマスよりお正月。そろそろ年賀状の準備を始めよう。毎年700枚から800枚出すが今年もそのくらいは出したい。住所録の整理、ハガキのデザインそして印刷、住所録からタックシールを打ち出しハガキに貼るという作業が待っている。さあ手を着けるぞ。
子供の頃はクリスマスなんか家庭で祝う習慣なんか無かった。大学を出る頃、1980年代からなんだかクリスマスってみんながはしゃいできた感じ。やはりクリスマスの盛り上がりはバブルの前後から始まった気がする。我が家ではその後、息子が生まれてもクリスマスを祝う習慣がないままだった。ただ娘が保育園の頃だったか、娘の友達のお母さんから、クリスマスプレゼントを娘さんに買ってあげましたかと聞かれた時、買っていないとこたえたら、娘さんきっとプレゼント待っていますよと言われてしまった。それ以来小学校の5年生まで娘が欲しそうなものを買って来て24日の深夜、枕の近くに置くようにした。次の朝、娘がはしゃぐ姿をみてクリスマスもいいもんだなとおもった。今は娘も高校生、そんなこともしなくなって久しい。 でもクリスマスの日食事の後のケーキは楽しみにしている。
高島屋地下一階 ミッシェルブラン
雪の積もったような美しいケーキ。