父がひとつだけ持っていたゴルフ場の会員権を譲ってもらったのは25才の時。それこそ舞い上がるように嬉しかったのを覚えている。そのゴルフ場は瑞浪高原ゴルフクラブ。昭和30年代初めに開場した岐阜県で二番目に古いゴルフ場である。わたしのゴルフライフの原点であることは間違いない。距離は長くはないが決して簡単ではないあくまで和風、昆布と鰹のだしがきいた味わい深いゴルフ場だ。この正月に息子と一度、妻と一度プレイしてこのコースの面白さゴルフの面白さを改めて発見した。1980年ごろ若者はテニスにスキーで女子達と和んでいるなか、ゴルフは年寄りのスポーツと言われながら僕はこのスポーツと親しんでいた。もうすぐシニアになるのにいっこうに上手くならないのは恥じ入るばかり。

でも今になって妻と共にゴルフ場で遊べるのはいいことだなとも思う。