街を歩くと気温は寒いが日差しも暖かくなって来た。サクラのつぼみも開花に向けて準備をしているだろう。

昨日午後、おじである名古屋のお茶店「妙香園」の田中富治郎社長が来店された。御歳92であるがまだまだ元気である。父の長兄だがほかの兄弟姉妹はみな他界しておじさんだけが元気でがんばっていらっしゃる。おじは若い頃からヨーロッパ車が好きでまだ昭和30年代に手回しで開閉するサンルーフのおじのアメ車にのせてもらって幼い我々兄弟はプラネタリウム!と叫んでおおはしゃぎだった。昭和40年代はじめには名古屋でいちばん最初に油圧で車高が上下するシトロエンに乗り始めた。うれしい久しぶりの当店への訪問だったがこれからも長生きしてほしい。
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いとこの奥様、私、母、おじ やはりオーラはある。

今日店を開店してすぐに娘が通っている中学の校長先生と教頭先生があいさつにいらっしゃった。いつもPTA活動でおせわになっている教頭先生だが来る4月から名古屋市内の中学校に校長として赴任されるということだった。まだまだ40代後半で若い先生だが校長とはまさに栄転である。身近の人にいいニュースがあるということはとても嬉しい。

今日松坂屋南館地下二階の山崎靴店に息子の靴を修理しに行った。この靴はこの4月から社会人となる息子が4年前大学入学が決まった日に父である私がプレゼントしたスコッチグレインのストレートチップ。4年経ってだいぶいたんでいたが丁寧に磨き、そして靴底にビブラムを貼って新品に生まれ変わった。息子が社会でちゃんとやっていけるか親としては心配だが遠くで見守るしかない。そんな息子のこれからを支える靴だ。履いたあとはちゃんとキーパーを入れてときどき磨いて手入れして年に一回くらいかかとを直せば10年だって使う事ができる。前途を祈るような気持ちで直しに持って行った。
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新品に生まれ変わったスコッチグレインストレートチップ