昨夜、休日のため家でゆっくりしていたら明日のライブのために前日から名古屋入りしていたセンチメンタルシティロマンスの中野督夫さんから今晩飲むからいっしょにどうだとのお電話をいただいた。鈴木茂さん小坂忠さんもいっしょでちょっと緊張。でも時間が経って赤ワインも入ってとても和んできました。そえから関西フォークの中川五郎さんも合流、日本のニューミュージック、Jポップを作り上げた音楽家達のとすばらしい夜でした。
鈴木茂さん 中川五郎さん 中野督夫さん 小坂忠さん
ぼくは中学校から服が好きでこづかいを貯めて友人のスギハラと東京、原宿、青山、千駄ヶ谷のあたりの服屋をまわった。今は名古屋でも東京と同じような物が買えるようになったが35年前は名古屋と東京のファンション度は格段の差があった。お金がないのでほとんど買う事はできなかったが原宿の裏通りにあるブティックなどのウインドウにある服をくいいるように見つめたのを覚えていて今仕事でゼニアジャパンさんなどのある青山、原宿に行くとそのころの思い出が蘇る。直線の道が多い名古屋と違い東京の道路は坂道でまがりくねっていて文化の薫りがしてとても好き。青山近辺のカーブの道沿いにはいくつかのレコード会社のスタジオがあってきっとそんなスタジオで生み出された小坂忠さんのHORO,はっぴいえんど、ティンパンアレイ、初期のユーミンなどの音楽を聞くと70年代の東京の空気を思い出すのだ。ニューヨークでもなくウェストコーストでもなくロンドンでもないが東京が生み出した音達はまちがいなく「クール」でいまでも輝いている。
ファンキーという言葉が日本で使われる前からファンキーだった「小坂忠」。はっぴいえんどのオリジナルメンバーで日本のトップスタジオミュージシャン、空を漂うような美しいギターソロを弾く名手「鈴木茂」。 この二人のクールな「東京サウンド」を今日名古屋大須で聞くことができる。まとめあげるのは名古屋のロングトールナイスガイ、陽気なこころをウェストコーストゆずりの乾いたギターの音で弾く「中野督夫」。
お時間があったら今日ですが「東京の音」聞きに来ませんか?