しんがりというのは「殿」と書くそうだ。この秋冬の買い付けで一番後,つまり「殿」になったのはドーメル社。昨日ドーメル社から担当者が来店しこの秋冬のためのスーツジャケットを選んだ。
今回買い付けしたのはツヤの美しいエレガントなスーツ素材「アマデウス」。310g/1mのこの素材は美しい仕上がりでドーメル社の看板商品だ。ジャケット用としては「アマデウス」と同等の原料を使いながらジャケットの柔らかさを表現した「アマデウス・ジャケッティング」(290g/1m)。ヴィヴィッドなカラーの無地ジャケット「フランネルシルキータッチ」(320g/1m)
ウールとモヘアでフランネルを表現した「アイス」など。 今回ドーメル社のコレクションのなかで英国ヨークシャー地方で生産したものばかりチョイスしたがドーメル社の特徴をとらえたいい仕入れが出来たと思う。買い付けがおわったあとは弟田中勤也のいる今池きんぼしで担当者の労をねぎらった。
サンプルを精査しながら次のシーズンのコレクションを考える。