お盆休みは8/12(水)〜8/20(木)

お盆休みは8月12日(水)から8月20日(木)までです。8/10山の日、8月11日(火)は営業しております。

ロロ・ピアーナ社から大きなダンボール箱が着いた。

今朝、ロロ・ピアーナ社から大きなダンボール箱3箱が届きました。開封したら中は到着が遅れていたウインタータスマニアン150の5種の反物でした。8月23日(日)には秋冬オーダーを始めますとこのブログで告知していましたので、これでお客様にお約束が守れると安心いたしました。

品質は触ればわかる。今回もすばらしい手触りです。

ウインタータスマニアン150は当店の秋冬素材の代表とも言える素材です。すばらし手触りなのに、しっかりしていてスーツの達人から、初めてスーツを着る若者まで着ていただけます。ことしもそんな素材かまず反をほどいて触ってみました。目付も計測したり、キズを調べたり、幅も測りました。
結論。素晴らしい手触りで、ことしもお客様に自信をもっておすすめできるクオリティです。

今年のウインタータスマニアン買付までの紆余曲折。

今年1月フィレンツェで行われたピッティイマジネウォモまではイタリアにはコロナのコの字もありませんでした。それが2月末くらいから北イタリアで広がり、ごぞんじのように感染者、死者など欧州最悪の状況が到来。ただロロ・ピアーナの本社工場のあるビエラ地方はもちろん北イタリアでしたが、幸いにしてロロ・ピアーナ社の社員に感染者、死者はありませんでした。


通常、反は発注してから織り上がるまで5ヶ月かかります。8月に到着するためには3月には発注しなければいけません。しかしイタリアでは3月中旬から生活必需品以外の全産業停止の厳しいロックダウン(都市封鎖)が行われ、それは5月4日まで続きました。

そんな状況ですから今年は反の発注は時期を逸して不可能となりました。たとえ発注できても織物製造はできなかったでしょう。

5月4日にロックダウンが終了し、イタリア全土の製造業が再開しました。まだまだコロナが収束していないのですがイタリアそしてロロ・ピアーナ社も経済活動再開に歩を進めました。

5月の中旬まで日本、とくに東京はすべてのデパートが閉まり、専門店、テーラーもほとんどクローズという状況。アパレル関係には極めて過酷な状況で、レナウンさんやブルックスブラザーズの倒産の悲報もありました。

しかし前を向いて進まなくてはいけません。ロロ・ピアーナジャパンの担当者とは秋冬コレクションに穴があく危機感を共有していましたので、この秋冬への善後策を電話で話し合いました。私は
ロロ・ピアーナのイタリア本社に現在すでに生産が済んでいる分のウインタータスマニアン150がひょっとしてあるのではないかと考え、ジャパンの担当者にとりあえず本社に生産状況を問い合わせてもらいました。するとなんと想像通りウインタータスマニアン150一番売れ筋のネイビー無地、チャコールグレ無地をはじめ、織り上がっている反がいくつかありました。それを早速お願いしてなんとか確保しました。

シーズン中に反を買い付けるのはメーカーとして販売計画が崩れる場合があり、断られるケースは多々あります。ただ今回はこれまで15年以上ウインタータスマニアン150を反で買い続けた経緯を認めてくれたようです。

そんなこともあり苦労して確保したウインタータスマニアン150です。昨年とほぼ同じ価格オーダースーツ価格89800円(税込み)で5種8/23(日)よりオーダーを開始します。安心できるいい素材をお客様におすすめしたい、そんな思いのこもった今年のウインタータスマニアン150です。お楽しみにお待ちくださいませ。

着きました。バックヤードに運びます。
ウインタータスマニアン150が3箱
開封して
カットします。はさみに伝わるエレガントな感覚。