今、朝の空気はまだ冷たく長袖のポロシャツとウインドブレーカを着込んでも肌寒い中、月初めの墓参に行く。一日前に近所に住む弟が来てくれてサツキがお供えしてくれたので水だけを換えてお線香を上げただけだった。五月の朝の空はただ、ただひたすらに青く、さきごろ紫綬褒章をもらった松任谷由実の「悲しいほどお天気」という言葉がぽっと頭に浮かんだ。
昨日の水曜休みはヨメとムスコと豊田市のセントクリークゴルフクラブにゴルフに出かけた。今年で24才になる息子が今年のはじめゴルフをしたいと急に言い出したものだから古いゴルフ道具を息子の住んでいる千葉の寮に送ったりしていた。親バカと言われるのを承知で書くが、やはり息子とゴルフ場で遊ぶのは幸せなものだと思った。幸せとは森田公一の青春時代ではないが後からしみじみ思うものだと思っていたが昨日はなんだかプレーの最中ずっと楽しかった。ゴルフなんか所詮遊びである。でもゴルフにたいしてなんか真正面にとりくんでしまう。マジになればなるほどからまわりするとわかってはいるのに。 今日来たお客様が言っていた言葉「ゴルフというのは幸せな人が自分の思い通りにないことを見つける遊び」だそうな。思い通りにならないといえばまさにその通りで思い通りにならないことばかりで、なんでお金払って時間を使ってこんなツライのかと思うことも事も多いゴルフだが昨日はスコアはわたしも息子もヨメも最悪なのにずっと幸せだった。そんなセントクリークは風は強いながらさわやかなサツキバレの一日でした。
午前中から来客が多かったが、お客様が途切れた時間に用事で伏見に出かけた。伏見は飲み処としては「大甚」「富士屋西店」「うお徳」 映画館では「ミリオン座」などがあるすきな街。連休中で休んでいる店も多かったがふとみると和菓子の名店「むらさきや」さんはやっていた。聞くと端午の節句のための「ちまき」があるのでこの時期は営業しているとの事。ガラスケースのなかを見つめみんなおいしそうだったのでひとつづつひととおりいただいた。
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ただただ青空の五月二日
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去年マリエンバートで。昨日セントクリークで。サウス4番
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むらさきやさんで。父はここの求肥が好きだった。