トレーサビリティがきちっとしたスリーシーズンスーツ素材

2021年はじめてご紹介するスーツ素材として日本製服地の雄、御幸毛織のフラッグシップモデル「ナポレナ ビクトリアメリノウール」を選びました。美しい艶と深い色のラグジュアリーなナポレナはスリーシーズンスーツ素材。そしてどこで生育されたかどういった原毛かが正確にわかる「トレーサビリティ」素材です。

オーストラリアヴィクトリア州で育てた メリノ ウール。

ナポレナ ビクトリアメリノウール」はオーストラリア ヴィクトリア州で生育した16.5ミクロンの極細ウールを100%使用。1mあたり275gで春秋冬着用できるスリーシーズンスーツ素材としてリリースしました。オーダーサロンタナカではダークネイビー無地チャコールグレー無地を買付けました。

全豪州メリノの約0.2%の希少なメリノオプティモを使用。

ナポレナ ビクトリアメリノウール」に100%使われている「メリノ・オプティモ」は一般的なメリノウールとは全く違った長年研究で開発された品質のウールです。メリノオプティモが取れる種類の羊は、全豪州のメリノの約0.2%(1000頭のうち約2頭)。しかも、その特殊な羊が集まって育てられているわけではなく、通常は一般的なメリノ種の中にまぎれ、特に区別されず収穫、販売されていました。今回ナポレナで使われた羊毛はオーストラリア・ビクトリア州で採れたメリノオプティモだけを集めています。その羊は皮膚が薄く、毛穴が多い特徴があり、産出された羊毛は通常のメリノと比べ均質な太さのクリンプの大きい原毛です。

メリノオプティモはスケールとクリンプが違います。

ウールには他の繊維にはない非常に細かい「クリンプ」(縮れ)と、繊維の表面に「スケール」と呼ばれるウロコ状の表皮を持っているため、ふくらみ・弾力・保温性があります。
メリノオプティモの他との大きな違いは第一にうろこ状の表皮「スケール」の違い。メリノオプティモの場合、スケールとスケールの間隔が「広く」かつスケールの高さが「低い」ためチクチク感がなくカシミアのような肌触りを実現しました。
第二には大きく深い「クリンプ」。もう一つの高級羊毛サクソンメリノは、クリンプが非常に細かいのが特徴で、まさに対をなすキャラクターです。これは下のPDFに画像があります。

くわしくはこのPDFを御覧ください。


御幸毛織 ナポレナ ビクトリア メリノウール
ダークネイビー無地/チャコールグレー無地

SPECIAL PRICE オーダースーツ価格85,000円(税込)
ジレは17000円(税込)で追加いただけます。ダブルブレストは3000円追加となります。

ナポレナ ダークネイビー無地
ナポレナ チャコールグレー無地