蝶ネクタイで夕べを愉しむ。ロージコレクション（2019/2/1）

2019年2月10日

イタリア・アレッツオ、ロージコレクションは自社ブランドだけでなくブルネロ・クチネリ、トッズ、トーマスメイソンなどにポケットチーフ、ネクタイ、ストールなどをOEMで提供しているハイセンスなメーカーです。
ロージコレクションにピッティウオモ会場内でで依頼してシルク100％素材で蝶ネクタイ（papillon（仏））を仕立ててもらいました。探していましたが、今ひとつチープだったり、素材が良くなかったり、堅い雰囲気だったりなかなか日本国内ではイメージ通りの蝶ネクタイが見つかりませんでしたが、さすがハイセンスなロージコレクション、おしゃれにこしらえてくれました。

思い出話をひとつ。

23年前ロロピアーナ社に初めてイタリアに招かれました。ミラノに着き、泊まった高級ホテルで歓迎の夕べがありました。せっかくの宴ですのでトランクの隅に忍ばせておいた蝶ネクタイを締めて出席したところ、同席したテーラーさんに田中君はタキシードを持ってきて偉いねえと褒めていただきました。わたしはタキシードを持っていったわけではなく普通のダークスーツに蝶ネクタイを締めただけなのにスーツのプロのテーラーさんがタキシードと錯覚したのです。それだけ蝶ネクタイには存在感があると確信しました。

蝶ネクタイは高価なものではありませんが、使ってみるととても効果の高いアイテムです。結婚式、披露宴にスーツに蝶ネクタイで出席するのもステキ。海外に行かれるなら、レストランでのディナーに蝶ネクタイをしめても気分は高まります。タキシードに必須のブラック無地、ネイビー無地のほかにファンシーな柄も用意いたしました。