河岸を変えるということ。（6/4）

丸善名古屋店が下記のように一旦閉めることとなった。まだそんな古いビルではないのに耐震のため建て替えるというのはどういうことだろうか。撤去にともなう大量のがれきや廃棄物はどうなるのだろう。ヨーロッパは古い街角がずっと残る。わたしにとっての「街の原風景」は丸栄と明治屋と丸善のあたりだろう。高校時代の仲間スガ、クモン、リョウちゃんカイちゃんマキちゃん達と通った英語教育の「ラボ」もあったビルだ。たぶん明治屋も丸栄もそう長くはない。わが青春の街角の風景はもうすぐなくなることとなりとても寂しい事。
今ではたまにはアマゾンも使うがやっぱり本を買う時は丸善と決めていた。ふるいタイプの人間なんだろう、やっぱり本の現物を見てから選ぶ方が好きだ。本のタイトルだけではわからない。内容はもちろんの事、図版、装丁、手触り、紙質など本は総合芸術だ。だから書店はやはり重要、栄店を閉めるにあたって丸善セントラルパーク店に変えなくてはと今日の午前中行ってみた。家からの距離は変わらない。でも規模も小さく栄店とは勝手が違うので本を探すのも苦労した。東急ハンズのはいっているアネックスビルには行く事があるがセントラルパークには数年行っていなかったことに気がついた。

丸善のサイトより抜粋　丸善栄店【移転のご案内】

尚、新装開店は今秋となります。

右が丸善名古屋栄店のビル。どう考えて老朽化したビルには思えない。