いま、当店の前で道路の舗装の修復工事をしている。まず古い層を10cm削り、削った部分にトラックで運んだアスファルトを入れてそれからローラー車で押し固める。一度に10cm埋めるわけでなく5cmずつ固めてまた残りの5cm埋めて完成。パワーシャベルやローラー車を巧みに操る男達の作業を見ているのも楽しいものだ。今日中に出来るはずで完成したら道路の凹凸もなくスムーズな走り心地になる。もし道路が舗装していなかったら砂利道でとても走りにくく雨が降るとべしょべしょになる。今ではよほど山奥にでも行かない限りそんな道路を通る事は無いがわたしが子供の頃は名古屋市内でも舗装していない砂利道が有った記憶。新聞をみるといろいろ不安な事ばかりかいてあるが昭和を経て平成も四半世紀を過ぎ、今、日本はとても住みやすい国であることは間違いない。住みやすいということを忘れるほどに住みやすいと言えるかもしれない。そういう住みやすさもこうやって日曜日も休まず働く人たちがひとつひとつ作業を重ねて作り出し、たゆまぬメンテナンスをしているからだろう。そんな人々の努力にあらためて感謝の気持ちが湧いてきた。
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日曜日の午前、当店の前で。