いま台風5号が北上している中、成田からのアリタリア便が飛ぶのか心配だが、もし運が良ければ明日からイタリアに出張できるはず。
世界からオシャレなバイヤーたちがフィレンツェに集まるピッティイマジネウォモだから参加者のひとりとしてふさわしいスタイルでいかなければと思う。週間程度の旅ならスーツケースは持たず小さなハンドキャリーで行くのがぼくのスタイル。最小の荷物で最大のオシャレをしようと狙っている。そこで練るのが衣装計画。これを考えるのも旅に出る前のピッティの楽しみかも。

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完成図

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日本製ファブリックの雄、御幸毛織が織り上げの中近東に輸出仕様のサンドベージュ無地スーパー120ウール平織でセットアップスーツを仕立てた。美しいラインを目指し、サマーウェアながら本バス毛芯仕様とした。ライニングはキュプラの元気が出るレッド。セットアップのもう一本のパンツはロロピアーナデニムフラワー。

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シャツはブラウンのボールドロンドンストライプとリバティプリント。BEAMさんで買ったリネン100%のサマーセーターも持っていく。ネクタイはROSIのリネンニットタイと刺繍の入ったFIORIOのニットタイ。
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ピッティで一番人気の腕時計はROLEXサブマリーナだがそれではおもしろくない。そこでブライトリングのスーパーオーシャン。ミラノブレスも大好きだがチュードル製の28800振動のムーブメントのなめらかな動きも気に入っている。旅行の前には秒針も正確に合わせる。
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旅の靴にはちょっとひねりを。いま革のグルカサンダルがちょっと流行っている。それもいいが2本のエラスティックの紐を組み合わせて靴を仕上げたKEENのテラコッタ色のグルカサンダルを履いていくことにした。リゾート風のざくっとした表面感がピッティのサイトにはいいかもしれない。こういう着こなしの冒険は嫌いじゃない。

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エアコンの効いたミラノ・マルペンサ空港の扉を開けると外は摂氏30度を超す夏のイタリア。帽子とサングラスは欠かせない。ハットは昨年ローマでかったヘンプ製のボルサリーノ。

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ピッティの入場券もいまやスマホ表示。