電子書籍の時代ですが活字中毒としてはやっぱり本が好き。夜ベッドに入る時は必ず本を読みながら。だいたい10ページほど読むと眠くなって寝付きます。昨日は読んだ本が面白くつい読み続けてしまいました。それは富山県魚津市の海岸から剱岳、立山、槍ヶ岳など北アルプス、木曽駒ケ岳の中央アルプス、赤石岳、聖岳など南アルプスを登って越え、静岡市の大岩海岸まで自力で走破するレース2018年行われた「トランスジャパンアルプスレース」のドキュメンタリー「激走!日本アルプス大縦断」。通常の人なら一ヶ月以上かかるルートをほぼ一週間で駆け抜ける超過酷なレースはご存知のかたも多いでしょう。2002年にはじまったころはプライベートで有志が少人数で行っていたレースだったのですがNHKがとりあげてから全国で有名になりました。山登りもかじっていますが参加するアスリートとは違いほぼ観光客の私ですがコースには富山、立山、大汝山、上高地、釜トンネル、藪原、木曽駒ケ岳、宝剣岳、駒ヶ根、静岡と旅で行ったことのある場所が多く、その景色やその空気感も知りアスリートたちの辛さもなんだか体感できる気がして読み続けるに従ってワクワクしてきてしまいちょっと興奮。午前一時半までかけて完読してしまいました。
こんな過酷な日程は無理だけど、歩いて日本海から太平洋まで山を越えていくのはロマンを感じます。いつかいい季節にゆっくり歩きたい気もします。
活字中毒のナイトキャップはブランデーでなく本。
本はだいたい栄、丸善で選びますが、書棚の中はほんとうに玉石混交。面白い本や、役に立つ言葉が散りばめた本もあるかと思えば、なんだこりゃ、内容ゼロだなと思い、売り飛ばすのも嫌でゴミ箱直行の本もあります。またわたしの読解力、記憶力がないため登場人物の名前を覚えられないので読むたび、こんがらがってしまい全く読み進めない本もあります。本の内容、コンテンツだけがエンターテイメントではなく本を探すのもまたエンターテイメントかなと思ったり。
この一週間に読んだ本。
渋沢栄一がお札になるので、どういう人か知りたくて「渋沢栄一、日本の経営哲学を確立した男」を読んだら近年稀な散漫なダメ本でした。渋沢栄一のことはちょろっと触れただけで自説を自慢げに説く山本七平に辟易してゴミ箱直行。かわりに渋沢栄一が書いた「論語と算盤」の現代語訳を読んでいます。
ガリバルディ、ビットリオエマニエーレ二世が活躍したイタリアの統一が知りたくて手にとった「イタリアの統一」。話が込み入りすぎて一日数ページ読むのがやっと。いったいいつになったら統一するのか。「天才と発達障害」これは天才たちの数奇な人生は実は発達障害に関係していたかもというお話でとても興味深く2日で読破。