今日12月9日は父の命日。父が亡くなってからもう24年も経つとは時という河の流れの速さにたちすくむばかりです。父が亡くなったことは私の人生で一番深い出来事だったかもと思うのはいまでも気がつくと父が夢に出てくるから。

亡くなる一年とちょっと前、父は病気の治療のため東京に通っていました。たまたま服地の仕入れを兼ねて父と一緒に東京へいったことがあります。東京の服地の仕入れといえば神田須田町。そこで取引先に行ったあとすぐ近くの秋葉原の電気街に立ち寄りました。そこで当時使っていたアップル、マッキントッシュに使う36M(ギガじゃなく)の増設RAMを見つけ、いいなあとながめていたら、欲しかったら買ってやると買ってくれました。確か36000円(高い!)。思えばそれが父に買ってもらった最後のモノです。四角く小さなメモリにたいそう喜んでいた僕を父は不思議そうに眺めていました。

MacBook AirはインテルCPUから自社設計CPU M1に替わり、キビキビ動き電池の持ちはいいとたいそう世間の評判はいいようです。ひさしぶりにブックが欲しくなり11月下旬アップルのビジネスサイトで注文しました。人気があるのか届くのは12月半ば過ぎの予定だったのですがウェブで調べると今日届くとのこと。もしかしたら天国の父が買ってくれたのかなと思ったりして。

スペースグレイのMacBookair届きました。